30年ぶり映像化 声優決定!小栗旬ハーロックに 敵役は三浦春馬

[ 2013年5月8日 06:00 ]

映画「キャプテンハーロック」で声優を務める2人。ハーロック役の小栗旬(左)と、ハーロック暗殺の任務に挑むヤマ役の三浦春馬(右)

 漫画家松本零士氏(75)の人気作品を30年ぶりに映像化したアニメ映画「キャプテンハーロック」(今秋公開、監督荒牧伸志)の主人公の声を小栗旬(30)が務めることになった。ハーロックの暗殺に挑む敵役・ヤマを三浦春馬(23)が演じる。

 原作「宇宙海賊キャプテンハーロック」は「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」と同じく、宇宙を舞台にした松本氏の代表作。地球侵略をたくらむ異星人と戦い、英雄となる宇宙海賊を描いた。今作は原作にはないストーリーで「外伝」という位置付けだ。

 小栗が声優を務める宇宙海賊のキャプテン(艦長)ハーロックは、政府に反旗を翻し、呪われた宇宙海賊に姿を変えて登場。三浦は、政府からハーロック暗殺を命じられ、仲間と偽って戦艦に潜入した乗組員のヤマ役。プロデューサーによると「ハーロックという孤高の男は時代にあらがい、自由のために生きてきた。その世界を体現できる人」として2人を選んだという。また、2人を取り巻く宇宙海賊のクルーを、蒼井優(27)古田新太(47)福田彩乃(24)が演じる。

 ▼宇宙海賊キャプテンハーロック 77~79年に漫画誌「プレイコミック」で連載。人類のために戦うハーロックと、無敵の宇宙戦艦アルカディア号に乗り込んだ40人の仲間を描いた物語。78年にテレビアニメ化され、劇場版は3作公開された。欧州でも同年テレビ放送され、フランスでは最高70%という視聴率を記録。

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2013年5月8日のニュース