鉄拳　大町市観光大使に「あまちゃんの次は“やまちゃん”」

長野県大町市の観光大使就任式に登場した鉄拳（左）と「もう中学生」

　黒部ダムの玄関口として知られる長野県大町市の観光大使就任式が東京都内で開かれ、同市出身のお笑いタレント鉄拳（４０）が、牛越徹市長から委嘱状を受け取った。

　白塗りメークの鉄拳は、額に「大町」と書いて気合十分。「パラパラ漫画で再ブレークするまで、地元の人みんなが“最近テレビに鉄拳が出ていないな”と心配してくれたらしいです」と感謝の言葉を述べた。

　故郷について問われると「水も空気もきれいで、近くの川の水を飲んでいました。飲んじゃ駄目って言われてましたけど」「信濃大町駅から南大町駅まで歩けるくらい近い」など、地元出身者ならではの小ネタを繰り出した。

　鉄拳が手掛けるパラパラ漫画は各方面で評判を呼び、ＮＨＫの連続テレビ小説「あまちゃん」でも採用された。大町市の新キャラクターを考案するよう求められると、迷いのない筆運びで登山グッズに身を包んだ女の子を描き上げた。

　「（海女がテーマの）あまちゃんの次は、山女で“やまちゃん”。来年ぐらいに、朝ドラでやってほしいですね」

　長野市出身の後輩タレント、もう中学生（３０）も応援ゲストとして駆け付けた。段ボール工作を用いたネタをするもう中学生は「肩がコリンコリンで、こりん星に行っちゃおうかなって時に、大町市に行きつけのマッサージ店があります」とアピールした。