嶋大輔 政治家転身を表明「法律作りたい」 参院選出馬は「白紙」

[ 2013年4月25日 19:36 ]

会見で芸能界引退と政治家を目指すことを明らかにした嶋大輔

 ヒット曲「男の勲章」で知られる歌手で俳優の嶋大輔(48)が25日、都内のホテルで記者会見を開き、32年間の芸能生活にピリオドを打ち、政治家を目指すことを明らかにした。

 「今日をもちまして、芸能界を引退させていただきます」とあいさつした嶋。「今のままでいいのか、3年前から考えていた。決定的だったのは2年前の震災だった。政治家は法律を作れる、そこにたどり着いた。政治家にならないといろんなことが決められない。教育環境などを変えていきたい。芸能活動をしながら、いじめ撲滅の活動などをしてきたが、自分は不器用で2つのことを一緒にできない」と今後は政治家を目指す意向を示した。

 一部報道では、夏の参院選に自民党比例代表で出馬するとされていたが、「報道に本当にびっくりした。将来的には、法律を作るという志はあるが、今年うんぬんはまったく白紙。その件に関しては、そういう話をいただいているわけではない。今は自分にできることを一歩一歩を大事にしている。(自民党から)話があればありがたいが、今のところは白紙です」と現段階では参院選への出馬は決まっていないことを強調。元女優の自民党・三原じゅん子参院議員(48)が嶋を自民党に紹介したとされていたが、これも否定した。

 嶋は24日に事務所を通じ、マスコミ各社に「嶋大輔 芸能界引退決意」と題し、「32年間活動してきました芸能界を、引退する運びとなりましたのでお知らせ致します」とのFAXを送付。自身のフェイスブック(FB)にも「あしたFBで、細かく経緯と葛藤そして、決断を書かせてもらいます。俺は俺、嶋大輔は変わりません」とファンに向けてメッセージをつづっていた。

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2013年4月25日のニュース