生駒里奈 乃木坂センター“陥落”「すっきり」も…

[ 2013年4月21日 06:00 ]

新選抜発表後、涙を浮かべ最後の曲でセンターを務めた乃木坂46の生駒里奈

 AKB48の公式ライバル「乃木坂46」の生駒里奈(17)が20日、今夏発売の新曲(タイトル未定)で昨年のデビュー以来務めてきたセンターから陥落することが決まった。新センターには白石麻衣(20)が抜てきされた。

 この日、京都市内で開催された握手会で新曲の選抜メンバー16人を発表。ファン約7000人が見守る中、選抜入りしたメンバーは名前を呼ばれるたびに1人ずつ壇上へ。会場が最もどよめいたのが、最後にコールされるセンターが定番だった生駒の名前が途中で呼ばれた時だった。

 最初は「自分的にはすっきりしている」と気丈に笑顔。ただ、白石のあいさつ中に、突然立ちくらみを起こして尻もちをつき、メンバーと客席は一時騒然。最後の曲でセンターを務めると涙が止まらなかった。

 生駒は12年2月のデビュー曲から最新曲「君の名は希望」まで5作続けてきた不動のセンター。地元秋田から「自分に自信をつけるために」と受けたオーディションに合格し、中心的存在になった。その頑張りぶりに比例するようにCDの売り上げも右肩上がりで伸び、ファンも拡大。所属するソニー・ミュージックも「センターとしてどうやったら認められるか、戦い続けてきた。最近は非常に成長している」と評価していた。

 今回の交代劇について、所属するソニー・ミュージックは「本当のところは秋元康さんのみぞ知る」と前置きしながら「もともと、楽曲ごとにメンバーを入れ替えるというのがコンセプト。生駒はセンターを務めた5作を通じ存在感が認められた。これをひと区切りにして、乃木坂の新たな一面を秋元さんは見せたかったのではないか」と説明した。

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