坂口良子さん死去…尾崎健夫と結婚7カ月 覚悟の新婚生活

[ 2013年3月30日 06:00 ]

死去した坂口良子さん

 「池中玄太80キロ」「前略おふくろ様」などのドラマで人気を集めた女優の坂口良子(さかぐち・りょうこ)さんが27日午前3時40分、死去した。57歳。北海道出身。横行結腸がんと肺炎で療養中だったという。葬儀・告別式は29日、近親者のみで行った。夫でプロゴルファーの尾崎健夫(59)とは昨年8月に再婚したばかり。献身的な看病も届かず、わずか7カ月の夫婦生活で悲しい別れを告げた。

 坂口さんの通夜は28日、告別式は29日にいずれも千葉県内の斎場で営まれた。健夫のほか坂口さんの長男(23)、長女でタレントの坂口杏里(22)、健夫の兄でプロゴルファーの尾崎将司(66)、弟の直道(56)、健夫の姉の近親者のみが参列。生前、坂口さんが「私に何かあったら身内だけでしてほしい」と話していたそうで、その遺志を守った。

 57歳での急逝、悲しみは深い。健夫と杏里は連名で報道各社に、ファクスで「これから家族全員 力をあわせて、皆様のご厚情を賜りながら頑張って参ります」とコメントした。

 ◆坂口 良子(さかぐち・りょうこ)1955年(昭30)10月23日、北海道生まれ。72年にフジテレビ「アイちゃんが行く!」で主演デビュー。73年のTBS「サインはV」で人気に。日本テレビ「たんぽぽ」、映画「犬神家の一族」など多数の作品に出演した。

 ▽横行結腸がん 大腸がんの一種。大腸は結腸と直腸に分類され、その結腸の一部である横行結腸にできる。福田医院(横浜市)の福田伴男院長によると、「早期発見ならば、一般的に腫瘍とその周辺を切除する手術でほぼ完治する」という。日本人女性のがん死亡原因の1位が大腸がんである。

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