納谷さんが守ってくれた…栗田貫一「そのお蔭で今があります」

[ 2013年3月11日 16:13 ]

2011年10月、アニメ「ルパン三世」新声優陣発表に勢ぞろいした(左から)銭形警部の山寺宏一、石川五ェ門の浪川大輔、ルパン三世の栗田貫一、次元大介の小林清志、峰不二子の沢城みゆき

 アニメ「ルパン三世」で銭形警部の声を担当した声優で俳優の納谷悟朗さんの訃報を受け、1995年からルパン役を務める栗田貫一(55)が「納谷さんに守られていたので、安心して歩む事ができました」と感謝のコメントを発表した。

 栗田は、95年3月に亡くなった“初代”山田康雄さんの後を受け、同年の映画「ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス」からルパン役を担当(同映画は代役)。それ以前から山田さんのものまねで有名だった栗田だが声優の経験はなく“2代目”に多くのプレッシャーがあったという。

 そんな時、救ってくれたのが納谷さんの言葉だった。「納谷さんが『お前でいいんだ』…と温かく包み込み、様々な雑音から、優しく守って下さいました。そのお蔭で、今があります」と感謝の思いをつづり、「本当にありがとうございました。ご冥福をお祈り申し上げます」と結んだ。

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2013年3月11日のニュース