海原はるか“薄毛の同志”三浦マイルドに「事務所の枠を超えて共演」熱望

[ 2013年3月7日 06:48 ]

三浦マイルドを「ポジティブ・ハゲの会」に加入させたい海原はるか

 “9・1分け”の薄い頭髪で笑いを取るベテラン漫才コンビ「海原はるか・かなた」の海原はるか(64)が、ことしのR―1ぐらんぷりの覇者・三浦マイルド(35)とのコラボを熱望した。

 大阪市内でスポニチの取材に応じ、薄毛の同志に「“海原マイルド”として、事務所の枠を超えて共演できたら」とラブコールを送った。

 相方の海原かなた(65)から息で髪の毛を吹き散らかされ、はげ頭があらわになるテッパンネタで人気のはるか。芸歴40年を超え、薄毛歴も20年を誇るベテランは、旬の薄毛芸人・マイルドに「ハゲキャラの元祖は僕」と主張しつつも、「あのハゲぶりは凄い。僕が言うのも何ですが、1回見たら忘れられないインパクト」と称賛した。

 マイルドが頭から光線を発する身ぶりで「マイルド・フラッシュ!」と叫ぶギャグにも興味津々だ。はるかが所属する松竹芸能では今夏、大阪・ミナミに「道頓堀角座」をオープンするが、「新劇場で共演できたら面白い。“どうも、海原マイルドです”とか言うて、お互いのギャグをやり合うのもいい」と笑顔。敵視するどころか、吉本興業のマイルドと事務所の枠を超えた“ハゲ・コラボ”を提案し、先輩としての器の大きさを示した。

 さらに、自身や“ハゲ魔神”と呼ばれた元プロ野球投手の佐野慈紀氏(44)らも名を連ねる「ポジティブ・ハゲの会」への入会を勧めた。発起人は、4月からフリーに転身する関西テレビの山本浩之アナ(50)。98年に、番組内でカツラを取ってカミングアウトした後、関西を代表する看板アナとなった山本氏は、以前から「ハゲたメンバーを集めて御堂筋パレードをする」という仰天イベントをたくらんでいるという。「マイルド君も一緒に御堂筋をかっ歩しよう」というはるかのラブコールに、マイルドも「ハゲが堂々とできる世が来ることを切実に祈ってます」と受けた。

 髪が薄くなったことでギャグが生まれ、99年に関西系バラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ!」の人気コーナー・笑わず嫌い王決定戦に出演して全国区の知名度を得た「はるか・かなた」。自身のコンプレックスに救われたはるかは「ハゲまし合って、共に光り輝きましょう」と最後まで熱いエールを送っていた。

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2013年3月7日のニュース