仲谷明香 卒業コメント全文「元AKBという名に恥じないよう頑張る」

[ 2013年3月7日 00:54 ]

6日にAKB48を卒業した仲谷明香

 AKB48の仲谷明香(21)が6日夜、東京・秋葉原の専用劇場で行われた「大島チームK」公演に出演し、グループを卒業した。アンコールを終えた後の卒業コメントは以下の通り。

 きょうをもちましてAKB48を卒業する仲谷明香です。きょうはですね、思い残すことがないので、泣きません。皆さんが泣いてくださって、メンバーのみんなも泣いてくれて、すごくうれしいんですけど、最後は笑顔で終わりたいと思います。

 6年ちょっとAKBでやってきて、本当はAKB48に所属したまま声優っていう夢に…近づいていっていたとは思うんですけど、AKBの仲谷明香が声優をやるっていうことを本当はやりたかったんですけど、でも、ずっとこのままAKB48にいたら、私の場合はなんか気持ちが自分の夢から離れていってしまうような気がして。AKB48はメンバーもそろったスタッフさんもそろったすごく素敵なグループなので、そこに甘えてしまう気がしたので、卒業を決心しました。卒業を考えたのは私の受けたい(声優の)オーディションが始まった2月の1日というか…ちょっと前ですね、リクエストアワーセットリストベスト100(1月24~27日)の時に大人の方に相談して決めました。

 AKB48は何でこんなにいいグループなんだろうね。最初、もともと声優になりたくてAKBに入った時、「女の子って付き合うの面倒くさいんだろうな」って思ったんですよ。なーんかケンカとかして、仲たがいしたりして、みたいな感じになるかなって正直思っていたんですね。だから、こんなにいいグループになって「やすす(秋元康氏)って、すげえな」って思いました。

 AKBは辞めてしまいますけれども、AKB愛は強いので、これからもひっそりと見守っていきたいなと思います。ゆくゆくは客席に座りたいんですよ、私。お客さんとしてAKBのメンバーを見たいので。遊びに来たいな、と。これからもAKBに関わっていきたいなと思います。なので、AKBへの応援、よろしくお願いします。ついでに仲谷もよろしくお願いします。今まで本当にありがとうございました。

(キャプテン・大島優子が別の仕事場から駆け付け、花束贈呈)

 大島「(仲谷は)思い残すことないって言ったけど、卒業発表してから公演一緒に出れてないのに。嫌だなーと思って(駆け付けた)」(と涙)

(佐藤亜美菜から手紙=抜粋。仲谷のほほを涙がつたう)

 佐藤「亜美菜は仲ちゃんが卒業しちゃうの、本当に嫌だ。仲ちゃんのいないAKBでの生活は亜美菜にはまだ考えられないです。公演終わりにカレーうどん食べたいし、練習終わりにカラオケしたいし、本当に大好きです。本当に大好きだからこそ、誰よりも一番、仲ちゃんのことを応援しようと思いました。誰よりもたくさん背中を押して、誰よりもたくさんエールを送って、誰よりもたくさんお泊まりしにいこうと思いました。卒業はさよならじゃなくて、いってらっしゃいだと思うから。きょうはみんなで仲ちゃんにいってらっしゃいって言いたいと思います。本当に本当に卒業おめでとう。仲ちゃん、大好き。新しい道に向かって、いってらっしゃい」

 仲谷「泣かせるなって言ったじゃん。鼻水まで出てきちゃったじゃん。これは思い残すことのあった涙ではなく、うれし涙です。本当にありがとう。亜美菜ちゃんは代表して手紙を書いてきてくれたけど、みんなも同じ気持ちと思っていいかな。だから頑張ります。本当に今まで応援してくださって、ありがとうございました。元AKBという名に恥じないよう、これから頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました」

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