ウーマンラッシュアワー上方漫才V 東京進出の“手土産”に

[ 2013年3月2日 07:35 ]

トロフィーを手に初優勝を喜ぶウーマンラッシュアワーの村本大輔(左)と中川パラダイス

 芸歴10年以下の関西若手漫才師No・1を決める「第43回NHK上方漫才コンテスト」が1日、大阪市内で開かれ、ウーマンラッシュアワーが初優勝を果たした。

 東京への“手土産”が1つ増えた。24日の単独ツアー大阪公演を最後に、上京する2人。村本大輔(32)は「大阪の賞は全部獲って東京に持って行く」とかねて言っていたが、3度目の本選進出でつかんだ念願の勝利に、「ここで勝てないと東京では勝負できない。めちゃくちゃうれしい」と喜びをかみしめた。

 予選出場132組から選ばれた6組が2ブロックに分かれて4分間の漫才で対決。Aブロックの最初に登場したウーマンは、村本がストレス発散のために子供らに八つ当たりする、得意のハイテンポなネタで首位に輝いた。Bブロック1位の「和牛」と、8分間の長尺ネタで勝負した最終決戦ではテンポを落とした漫才を披露。110番通報すると、津軽弁の音声ガイダンスが応答するなどのネタで爆笑を誘った。

 村本は「年配の人が多い中、僕の早口より相方のキャラを生かした方がウケると思った」と、決勝では中川パラダイス(31)を目立たせる戦略を立てていたことを告白。津軽弁については、よく行く牛丼屋にいる津軽弁の店員からヒントを得たことを明かした。

 賞金50万円の使い道を聞かれ、「嫁と生後7カ月の可愛い長男と、上京後にディズニーランドに行きたい」と中川。東京進出後の目標も「3人で生活できる金が欲しい」と、大黒柱の責任感を漂わせたが、独身の村本は「モデルと付き合いたい。トリンドル玲奈がいい」と、華やかな生活を夢見ていた。

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2013年3月2日のニュース