２週連続ＳＭＡＰ主演！テレ朝で中居＆草なぎスペシャルドラマ

　ＳＭＡＰの中居正広（４０）と草なぎ剛（３８）がそれぞれ主演するスペシャルドラマ２作が今春、テレビ朝日で２週連続放送される。中居が料亭の板前役を演じる「味いちもんめ」と、草なぎが刑事役に初挑戦する「スペシャリスト」。２人は互いにエールを交換。両番組のヒットに向けた共闘案も出ている。

　「味いちもんめ」は老舗料亭を舞台に、主人公の板前の奮闘を描く。９５、９６年に連続ドラマが、９７、９８、１１年にはスペシャルドラマが放送されており、２年ぶりの新作。料亭で責任ある立場となったが窮地に立たされ、苦悩する主人公を中居が演じる。

　中居にとって初の連ドラ主演作で、思い入れは深い。足かけ１９年にわたって演じてきた主人公について「お調子者で独身で…ＳＭＡＰの中居っぽいですよね！僕のことを描いているんじゃないかなって、いつも思っています」。草なぎには「テレ朝でドラマやるんだってね。絶対見るから、おまえも見ろよ！ところで…どんなドラマやるの？」と冗談めかしながらメッセージを送った。

　一方、「スペシャリスト」は冤罪（えんざい）で１０年間、服役していた刑事が主人公。服役中に身に付けた犯罪に関する知識を生かして難事件に挑む。服役中に性格がひねくれてしまった役に、草なぎは「設定も面白いですし、次々に起こる事件の犯人が誰なのか、というワクワク感も凄い。今までの刑事ドラマとはひと味もふた味も違ったテイストが楽しめるのでは」とアピール。中居に対しては「せっかく２人ともテレ朝でドラマやるんだから、一緒に頑張りましょう！なんかコラボできるといいよね」と共闘を呼び掛けた。

　▽味いちもんめ　伊橋悟（中居）は充実した日々を送っていたが、体調を崩して入院。代わりに料亭に来たフランス帰りの料理人、中津川浩（要潤）が料理の知識にたけ、後輩の面倒見もよく、伊橋は嫉妬心を抱く。さらに、父親が余命わずかなことも知る。順風満帆に見えた伊橋に大きな壁が立ちはだかる。

　▽スペシャリスト　刑務所から出所した宅間善人（草なぎ）が京都府警に新設された「特別捜査係」に赴任する。相棒の姉小路千波（南果歩）は、警察官だった夫が殉職している。犯罪者の心理を知るスペシャリストと、被害者の心を知る“おばさん刑事”のコンビが、難事件に立ち向かう。