ヒューマン中村「R―1」完敗認める「結果になんの不満もありません」

[ 2013年2月18日 17:38 ]

R-1ぐらんぷり2013で準優勝となったヒューマン中村

 ピン芸日本一を決める「R―1ぐらんぷり2013」(12日)で準優勝に輝いたヒューマン中村(29)が18日、自身のブログを更新し「優勝したかったんですが、三浦マイルドさんが面白すぎましたね。あの人の優勝に、全く文句ありません。完敗です。マイルドさんはやっぱり強かった…」と敗北を認めた。

 「R-1」の優勝をめぐっては視聴者の異論もあり、王者の三浦マイルド(35)が15日、自身のツイッターで「あれが一発勝負の面白さ、恐さという事で。勝負の世界で生きてる人なら誰でも分かる事よ」と一蹴していた。

 まだ芽が出なかった5~6年前を中村は「いつ辞めようか考えながら毎日を過ごしていた僕に、優しい言葉をかけてくれていたのがマイルドさんでした。(当時、コンビで)漫才が全然うまく行かなくて、舞台に出ることから逃げた時にも、真っ先に電話をかけてきてくれて『しばらく休んだらいいし、いつでも戻ってきていいからな』と言ってくれました」と三浦との親交を振り返った。

 コンビ解散後に「ヒューマン中村」という名前を付けたのも三浦で、また三浦に「フリップネタなんか、皆やってるんやから、やめろ」と言われ、結果を出して黙らせてやろうと、芸風が現在の形(フリップ芸)に固まったことも明かした。

 今回「いつも一緒に頑張ってきたマイルドさんと最終決戦まで残り、日本一を争ったのは、なんか不思議な感じでした」と振り返り「マイルドさんは優勝すべくして優勝して、僕はただの実力不足で負けました。本当に心からそう思います。悔しいのは自分の力のなさで、嬉しいのはマイルドさんの笑いが認められたからです。結果になんの不満もありません。また来年です。精進致します」と前を見据えていた。

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2013年2月18日のニュース