パンクブーブー本番中に大迷惑!中田ボタン 加湿器で火事騒動

[ 2013年2月12日 13:22 ]

思わぬ火事騒動に苦笑いする中田カウス(左)とボタン

 東京都台東区の浅草公会堂で11日、吉本興業創業100周年記念イベント「浅草大演芸祭」の開催中に火災報知機が作動し、公演が一時中断となる騒ぎが起こった。なんと“お騒がせ犯”は、漫才コンビ「中田カウス・ボタン」の中田ボタン(64)。出火やケガ人はなく、騒動の原因を知った客席は、なぜか大爆笑となった。

 相方・中田カウス(63)より先に到着した楽屋で、加湿器がないことに気づいたボタン。声が商売道具なだけに乾燥は大敵だ。楽屋内のバスルームのシャワーから熱湯を出しっぱなしにして、部屋を加湿した。その後、カウスが楽屋入り。ネタ合わせのためにバスルームのドアを閉め切った。終了後にドアを開けた瞬間、充満した蒸気が一気に流出。火の気はなかったが、熱気を感知した火災報知機が誤作動を起こした。

 騒動時、舞台に立っていたのは若手実力派コンビ「パンクブーブー」だった。ブレーカーが落ちたためマイクの音声が途絶えるハプニングが発生。照明も薄暗くなり、「火災が発生しました、避難してください」という報知機のアラームが鳴り響いた。満員の客席は騒然となったが、音響・照明はすぐに復旧し、「アラームは誤作動でした」とアナウンスが流れた。2人は舞台袖のスタッフから事情を聞き、“ボタンがやらかした失敗”と説明。観客約1000人の爆笑を誘った。

 当時の楽屋の状況について、「アラームに反応して、マフラー巻いて一番先に部屋を飛び出そうとしたのは(大木)ひびき君でした」などと、関係者からは“面白エピソード”が続出。張本人のボタンについて、カウスは「騒動になると、急にハムスターみたいな顔して読書し始めた」と明かした。場内の緊張をよそに、我関せずを貫き通したボタン。思わぬ楽屋伝説を生み出してしまった。

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2013年2月12日のニュース