「魂を引き継がなければ」田原総一朗氏 決意新たに

[ 2013年1月23日 06:00 ]

大島渚監督の葬儀・告別式で、焼香する田原総一朗氏

大島渚監督葬儀・告別式

(1月22日 東京・築地本願寺)
 ジャーナリストの田原総一朗氏(78)は弔辞で遺影に「大兄(たいけい)」と呼びかけ、「昭和が生んだ最大の芸術家。それも闘う芸術家でした」と振り返った。

 大島作品をすべて見たといい「年とともにより衝撃的な作品を出し続けた。怒りの塊のような人物でした」と評した。共演したテレビ朝日「朝まで生テレビ!」にも触れ「ほかに例がない解放区をつくってくれたのは大島渚さんと野坂昭如さん。タブーをぶち破ってくれた」と述べた。

 「私はおっかなびっくりだったが、大島さんに怒鳴られるのが怖くてブレーキをかけられなかった」と明かし「心強い兄貴のような存在だった。魂を引き継がなければ」と決意を新たにした。

続きを表示

この記事のフォト

2013年1月23日のニュース