宮沢りえ 14年ぶり連ドラ主演…藤木直人とW不倫

[ 2013年1月21日 06:00 ]

NHKBSプレミアム「神様のボート」の1シーン。主演する宮沢りえと、不倫の相手役の藤木直人

 宮沢りえ(39)が14年ぶりに連続ドラマで主演する。3月放送のNHK―BSプレミアムドラマ「神様のボート」(3週連続、日時未定)で、ダブル不倫の末に娘を産み、逃避行を続ける物語。私生活では3歳の女児の母で、09年に結婚した実業家と離婚協議中。「心に静かなマグマを持って挑みたい」と意気込んでいる。

 99年の日本テレビ系「ロマンス」以来、14年ぶりの連続ドラマ主演。宮沢は、楽器店の店主役の藤木直人(40)と恋に落ちる。ともに結婚しておりダブル不倫。藤木がある事件でばく大な借金を背負って姿を消した後で、妊娠が発覚する設定。「必ず見つけ出す」という藤木の約束を信じ、宮沢は10年以上も各地を転々として、娘と一緒に待ち続ける。

 梶原祐司プロデューサーは「携帯電話で簡単に連絡できる現代では“大人の寓話(ぐうわ)”のような物語。ミステリアスで、俗世から離れたような宮沢さんしか演じられない」と起用理由を説明する。

 原作は直木賞作家・江國香織氏(48)が「最も危険な小説」と自任する同名小説。身を焦がすような激しい男女の愛と、待ち続ける女の狂気が描かれる。

 宮沢は久々のドラマ主演に「素晴らしい原作が、よりグラマラスでドラマチックになるよう頑張ります。“骨ごと溶けるような恋”をする主人公。心に静かなマグマを持って挑みたいと思います」と意気込んでいる。私生活では、09年4月に実業家で元プロサーファーの40代男性と結婚。同年5月には女児を産んだが、昨年5月に離婚協議中であると報じられた。ドラマでは逃避行をともにする娘との愛憎劇も核となっており、母親の演技も注目される。

 宮沢の夫の大学教授を石橋凌(56)が演じている。

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