早乙女太一 親友の自殺に沈痛…「第一発見者」報道は否定

[ 2013年1月9日 16:17 ]

舞台「龍と牡丹2013 真田幸村~結ばれし魂~」初日で本格復帰作への意気込みを語る早乙女太一

 昨年9月に左かかとを粉砕骨折し、全治3カ月のケガを負っていた大衆演劇の早乙女太一(21)が9日、東京・天王洲銀河劇場で主演舞台「龍と牡丹2013 真田幸村~結ばれし魂~」に出演し、公演後に会見を行った。

 昨年11月22日に親友の俳優・玄也(げんや)さんが自宅で自殺し、12月には一部週刊誌で早乙女が第一発見者であると報じられた。早乙女は「第一発見者じゃないですけど。間違った報道が出てますね」と否定。亡くなる前日に会ったことは事実だが、玄也さんとの食事の席にはいなかったことを明かした。会った後に玄也さんからメールがきたといい、第三者からの連絡で駆けつけたときには、すでに息を引き取っていたという。

 故人への思いを聞かれると「その時に伝えたので、今はありません」と沈痛な表情。玄也さんとは昨年5月に明治座で行われた主演舞台「GOEMON」でも共演しており、劇団全体での親交も深かった。

 魂が時代を超えて輪廻する魂と出会う大河物語。男として激烈に演じる「龍」、女形として華麗に演じる「牡丹」の全く異なる2つの顔を演じる。台詞のない舞台で、早乙女は戦国時代の真田幸村、江戸時代の高尾大夫、そして今の自分自身の3役を表現する。東京・天王洲銀河劇場(1月8~14日)、名古屋・名鉄ホール(1月24~27日)、大阪・イオン化粧品シアターBRAVA!(1月18~20日)にて上演される。

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2013年1月9日のニュース