市川団十郎 3月主演舞台が中止、4月歌舞伎座新開場へ治療専念

[ 2013年1月9日 13:03 ]

3月の主演舞台が中止になった市川団十郎

 松竹は9日、3月に東京・ル テアトル銀座で上演する予定だった歌舞伎俳優・市川団十郎(66)主演の舞台「オセロー」を中止すると発表した。代替公演として、団十郎の長男・市川海老蔵(35)を中心とした「ル テアトル銀座 三月花形歌舞伎」を上演する。

 団十郎は体調不良で昨年12月18日から京都・南座公演を休演。「肺炎の兆候がみられる」として1月の東京・新橋演舞場公演も休演し、療養を続けていたが、4月の歌舞伎座新開場に向けて大事をとるため、「オセロー」も休演することが決まった。

 団十郎はこの日、「私にとりまして念願の役であり、初の翻訳劇出演ということで楽しみにしておりましたので、本当に残念です」とFAXでコメントを発表。「4月に開場する歌舞伎座の出演に向けて、治療に専念いたす所存でございます」としている。

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2013年1月9日のニュース