2年ぶりの“悪女” 仲間由紀恵主演「サキ」 初回は11・4%

[ 2013年1月9日 10:13 ]

関西テレビ、フジテレビ系連続ドラマ「サキ」に出演中の(左から)高嶋政伸、仲間由紀恵、三浦翔平

 8日にスタートした仲間由紀恵(33)主演の関西テレビ、フジテレビ系連続ドラマ「サキ」(火曜後10・00)の初回平均視聴率が11・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが9日、分かった。初回は15分の拡大版で放送された。

 2011年1月クールに同枠で放送され、最高15・0%と人気を呼んだ「美しい隣人」の続編で、仲間は「美しい―」と同一人物の悪女・サキを再び演じる。前作では主婦だったマイヤー沙希が、今回はある総合病院小児科の看護師・網浜サキとして登場。人の機微を読むことが得意だというサキが男性たちの深層心理に入り込み、次々と破滅へと追い込んでいくサスペンスだ。

 共演は、サキが生き別れの姉として近づく雑誌記者の新田隼人を演じる三浦翔平(24)のほか、人権派弁護士・野村康介役の萩原聖人(41)、サキに好意を抱くワインショップの店員を演じる庄野崎謙(25)、サキが勤務する病院の理事長を演じる高嶋政伸(46)、サキを警戒する記者の濱田直美を演じる内田有紀(37)ら。

 初回は、大手出版社で雑誌記者をする隼人(三浦)は6年前に母を亡くし、その後に父も亡くした。母の葬儀の席で、自分に生き別れになった姉がいることを知った。初めての署名記事で生き別れた姉を捜していることに記した隼人の前に、姉だと名乗る美しい女性・網浜サキ(仲間)が現れた。総合病院の小児科で看護師をするサキは子どもたちには笑顔で接し、所作の美しさには目をみはるものがあり、料理もプロ級というまさに男性の理想の女性だった。すぐには姉だと信じることができなかった隼人も次第にサキと心を通わせていく。そんなある日、2人の前に元患者・中川(姜暢雄・33)が現れ、サキを無理やり連れ去ろうとして…という展開だった。

 前作の「美しい―」の初回は14・3%だっただけに、厳しいスタートと言えそうだ。

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2013年1月9日のニュース