i☆Ris澁谷梓希 デビュー前の病気を告白 4日間昏睡状態

[ 2012年12月30日 14:31 ]

 今年11月にCDデビューした6人組アニソン・アイドルユニット「i☆Ris」の澁谷梓希(19)が30日、自身のブログを更新し、昨年6月、急性散在性脳脊髄炎にかかり、4日間、昏睡状態だったことを明かした。

 澁谷は「実は昨年の6月頃、急性散在性脳脊髄炎という病気にかかって1カ月ほど入院していました。4日間昏睡状態で、4日目に親は主治医に“心拍が止まるかもしれないので覚悟しておいてください”と言われていたそうです」と衝撃の告白。昏睡状態の時は「ながーい夢を見たのをはっきり覚えています!船にのって冒険する夢、おばあちゃんに会う夢真っ暗のなかにいる夢。一度にたくさんみて、だいぶ疲れました」と振り返っている。

 原因は「どうやら脳に悪い菌がたくさん入ってしまっていたようで」。その後、無事に目が覚め、1週間ほどでICU(集中治療室)を出られたが、足し算の「+」が何の記号か分からないほどで、言葉もしゃべれず、寝たきりの状態。そこから「退院後も必死にリハビリして」今に至ったという。

 「生死をさ迷っていた私が戻ってこれたいちばんの理由が“声優アーティストになる”という夢があったからであると思っていまーす。ずっと追ってきた夢を叶えてないのに旅立つわけにはいかないってね(笑)」。そしてオーディションに合格し、デビューを果たした。
 
 「夢を追い続けて、生きてかえってこれて、夢に一歩近づけて。このとき私は強く思いました。一人でも多くのかたの生きていく希望、光になりたい」。この日のブログのタイトルも「きぼう」。それゆえ今回、病気のことを明らかにしたという。

 「ちなみに、いまはなんの後遺症もなく、定期検査でも異常ないので、もし心配してしまったかたがいたら、ご安心くださいませ」とし「体調には人一倍気を付けて、これからも精進していきます!」と一層の活躍を誓っている。

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2012年12月30日のニュース