生涯、夫は勘三郎さんただ1人…好江夫人 決意の白装束

[ 2012年12月28日 06:00 ]

「平成中村座」が公演された跡地でみこしの見送りを受ける中村勘三郎さんの夫人・好江さん(中央)と中村勘九郎夫人の前田愛さん

中村勘三郎さん本葬

(12月27日 築地本願寺)
 祭壇は、88年の先代十七代中村勘三郎さんの本葬と同じ配置で、菊1万8000本とカーネーション1500本、胡蝶蘭(こちょうらん)150本で埋め尽くされた。

 正面に飾られた遺影は05年の「十八代目中村勘三郎を祝う会」で篠山紀信氏(72)が撮影したもので、手を合わせほほ笑む姿が印象的。「髪結新三(かみゆいしんざ)」など当たり役の数々を紹介する約15分間の特別映像も流された。好江夫人は「2度とほかの人と添い遂げない」という強い意志を示す白装束で参列した。

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