市川団十郎 1月も休演「肺炎の兆候」と診断

[ 2012年12月26日 12:15 ]

来年1月の公演も休演することが決まった市川団十郎

 風邪による体調不良のため京都南座「吉例顔見世興行」を休演している歌舞伎俳優の市川団十郎(66)が、来年1月の東京・新橋演舞場の公演も休演することが分かった。26日、同劇場から発表された。

 団十郎は風邪をこじらせたため、南座顔見世を18日から休演。新橋演舞場によると、「医師により肺炎の兆候がみられるとの診断」を受け、大事をとって1月の「壽初春大歌舞伎」も休演することになった。

 団十郎は夜の部「仮名手本忠臣蔵 七段目 祇園一力茶屋の場」で主役の大星由良之助役を演じる予定だったが、松本幸四郎(70)が代役を務める。

 団十郎は04年、急性前骨髄球性白血病を発症し、自家末梢血幹細胞移植を受けた。08年には投薬治療による貧血改善のため妹の骨髄を移植し、病を克服した。

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2012年12月26日のニュース