18年の歴史に幕「HEY!HEY!HEY!」最終回は14・3%

[ 2012年12月18日 10:10 ]

 お笑いコンビ「ダウンタウン」が司会を務めたフジテレビ系音楽番組「HEY!HEY!HEY!」の最終回が17日、「こんなに笑えた音楽番組はなかったぜ!最後のHEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」として2時間で生放送され、平均視聴率が14・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが18日、分かった。

 94年からスタートした同番組。放送745回目の最終回はEXILE、ポルノグラフィティ、Every Little Thing、T.M.Revolution、GACKT、AKB48、TRF×小室哲哉(54)、SMAP(稲垣吾郎は舞台本番のため欠席)、奥田民生(47)、浜崎あゆみ(34)といった10組総勢45人が登場。

 番組MCのダウンタウンらよしもと芸人たちが歌ったRe:Japanによる「明日があるさ」(2001年リリース)からスタートした生放送では、番組ゆかりの名曲などが次々と披露され、さまざまな懐かしのVTRが流された。嵐、華原朋美(38)、井上陽水(64)、PUFFYがVTR出演し、「ダウンタウンのごっつええ感じ」でも共演した女優の篠原涼子(39)は花束を持って駆け付けた。

 2時間の生放送の締めくくりは槇原敬之(43)が登場し、番組から生まれた松本人志(49)作詞、浜田雅功(49)との楽曲「チキンライス」を出演者、スタッフとともに熱唱。番組の最後は、歌の途中で浜田が「18年間どうもありがとうございました」とあいさつした。

 94年10月から18年間続いた同局では「夜のヒットスタジオ」以来の長寿番組で、ダウンタウンがアーティストとトークや対決ゲームを繰り広げ、人気を呼んだ。宇多田ヒカル(29)が初登場した99年6月21日、番組史上最高の視聴率28・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したが、最近は1ケタの週もあった。また、同番組から登場したダウンタウンの浜田雅功(49)が音楽プロデューサーの小室哲哉(53)と組んだ「H Jungle with t」が大ヒット曲を記録するなど、90年代から2000年代にかけて高視聴率番組として人気があった。最多出演ゲストは安室奈美恵(35)の56回だった。

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2012年12月18日のニュース