歌は6分、持ち時間は3分…美輪明宏 50年前の辞退理由明かした

[ 2012年12月12日 15:25 ]

DeNA無料通話サービス「comm」新キャラクターCM発表会に登場した美輪明宏

 シャンソン歌手の美輪明宏(77)が12日、都内で行われたDeNA無料通話サービス「comm」新キャラクターCM発表会に登場した。

 第63回NHK紅白歌合戦に、歴代最高齢で初出場することが決まった美輪。「こっちがびっくりしているんですよ。急に決まったもんですから」と本音を吐露した。「ヨイトマケの唄」がヒットした約50年前に一度出演依頼を辞退していたことを明かしていた美輪だが、「その頃は(1人の持ち)時間が2分半から3分と限られていた。歌は6分ありますから、それではお聞きになりたいと期待されている方を裏切ることになるので、ご辞退した」と歌唱時間の問題で辞退していたことを明かした。

 とはいえ、その後もNHKとの関係は続いたという。「『ヨイトマケの唄』が放送禁止になってしまってからも、NHKだけはOKだった。いろんなものに出してもらった中で、『SONGS』という歌番組がスタッフのセンスが素晴らしく、信用していたんです。そのスタッフの方が(この間の)大阪のコンサートの楽屋に来て下さって、“(その方が)紅白をやるようになったらお祝いで出てあげるわ”って話をしたんです。そしたら、(紅白に)出る意思があるらしいということで、東京に話が伝わって。もともと離島の方たちなどから紅白を楽しみにしているという話が来ていて、出なきゃいけないのかなとは思ってはいたんです。それで決まった」と今回、とんとん拍子に出演実現に至った経緯を話した。

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