綾瀬はるか 自然体で主役の貫禄「彼女の人間力なんでしょうね」

[ 2012年12月11日 16:58 ]

NHK大河ドラマ「八重の桜」初回完成披露試写会に出席した(左から)綾瀬はるか、鈴木梨央、西島秀俊
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 来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」(日曜後8・00~8・45)の初回完成試写会が11日、東京・渋谷の同局で行われ、主演の女優綾瀬はるか(27)が衣装の着物姿で登場した。

 9月に福島県会津地方で撮影スタートした同作。当初は別の作品を計画していたが、昨年3月11日に東日本大震災が発生したことを受け、東北復興を支援するドラマに変更。原作がない状態で出演者たちがオファーを受けるという、大河ドラマとしては異例の出発だった。

 主演女優としての綾瀬について、チーフプロデューサーの内藤愼介氏は「自然体のすごさ。綾瀬さんのすごさは、彼女がいると“やれるんじゃないか”って雰囲気にさせる」と称賛。「引っ張っていくタイプじゃなくて彼女を中心にまとまっていく。彼女の人間力なんでしょうね」と続けた。

 八重の兄・山本覚馬役の西島秀俊(41)も「現場の雰囲気が良くて、みんなで食事に行ったりしてる。撮影以外の場でも本当に家族みたいになってて(綾瀬に)“八重”って言って接してる」とチームワークの良さを強調した。互いの演技の印象を聞かれると「西島さんがいらっしゃると自然とその空気になる」(綾瀬)、「のびのび演じてると思います」(西島)と話した。

 来年1月6日放送開始。初回のみ74分の拡大版で放送される。

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