KARA、アニメになるから!!異例のテレビ日韓放送

[ 2012年12月1日 06:00 ]

アニメ化されることが決まった「KARA」。左からジヨン、ニコル、ギュリ、スンヨン、ハラ

 韓国女性5人組「KARA」がテレビアニメ化される。タイトルは「KARA THE ANIMATION(仮)」で、5人が主人公の物語。日韓で放送予定で、日本は来春放送(放送局は未定)。

 1人1話ずつ主人公となり、1話完結型の全5話で構成。ストーリーはフィクションで、KARAの、かわいらしさを生かした作品。リーダーのギュリ(24)は市民の生活を守る警察官、スンヨン(24)は宇宙飛行士、ニコル(21)は客船船長、ハラ(21)はモナコ宮のSP、ジヨン(18)はセクシーさを売りにした元気な消防士。5人の性格やイメージを役に反映させている。

 声優にも初挑戦し、それぞれ自分の声を担当。セリフは韓国語で、日本では日本語字幕で対応。昨年はテレビ東京のドラマ「URAKARA」で女優業に挑戦しており、関係者は「声だけでの表現は、演技より難しい。今後のステージにつながれば」と期待する。主題歌も担当する。

 アニメ化について、関係者は「日本に来られる機会が多くないので、ファンの方により身近に感じてもらえる方法を考えた」と説明。KARAの公演には家族連れのファンが多く訪れており、「アニメならば子供にもKARAの魅力を分かりやすく伝えられる」としている。

 ギュリは「ONE PIECE」など日本の漫画も読む、アニメ好き。「初めてのアニメなので、私たちも本当に楽しみ。皆さんに楽しんでもらえるように、アフレコを頑張ります」と意気込む。母親は声優で、「初めて声優に挑戦することになって、母は本当に喜んでくれました」とうれしそうに明かした。来年1月6日開催の初の東京ドーム公演で、予告映像がお披露目される。

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2012年12月1日のニュース