元宝塚男役スター愛音羽麗、退団初仕事で“あの大先輩”と競演

[ 2012年11月17日 08:06 ]

“大先輩”黒木瞳との宝塚退団後初仕事が決まった愛音羽麗

 元宝塚花組の人気男役スター愛音羽麗(34)の退団後初仕事が決まった。来年3月26日から東京・シアタークリエで上演されるオリジナルミュージカル「私のダーリン」で、宝塚の大先輩黒木瞳(52)と競演する。

 「私―」は、タップダンサーとして知られる玉野和紀作、演出で、黒木と玉野扮する夫婦と愛音と坂元健児扮する隣の若夫婦が巻き起こす騒動を描く喜劇タッチのミュージカルだ。宝塚きっての美形男役として人気のあった愛音の女優初仕事は主婦役となる。

 「女子としての初仕事ですがどうなることやら」と笑いながらも「大先輩の黒木さんとの共演とお聞きしてお引き受けしました。とてもうれしい」と意気込んでいる。10月に退団したばかりで「まだスカートもはいたことがなく今後も女優として活動するかどうかはまだ分からない」としながらも、年末には宝塚から東京に転居して、これからに備えたいという。

 ◆愛音 羽麗(あいね・はれい)1978年(昭53)5月24日、大阪府豊中市出身の34歳。97年初舞台。花組に配属。美貌の男役として注目され、娘役でも活躍。07年のバウ公演「舞姫」、09年「外伝ベルサイユのばら」オスカル役、同年「太王四神記」スジニ役などが代表作。今年10月に退団した。1メートル68。愛称・みわっち。

続きを表示

2012年11月17日のニュース