音月桂、涙のラスト宝塚 花の道パレードに5500人

[ 2012年11月13日 06:00 ]

大勢のファンに見送られ、劇場をあとにする音月桂

 12月24日の東京公演千秋楽で退団する宝塚雪組トップコンビ、音月桂(おとづき・けい)、舞羽美海(まいはね・みみ)が、12日、宝塚大劇場でのラスト舞台を踏んだ。花の道パレードにはファン5500人が沿道を埋め尽くし2人に惜別エールを送った。

 音月は入団15年目。トップ就任以来「ロミオとジュリエット」などで舞羽とともに活躍した。サヨナラショーは「ロミオ…」の主題歌からスタート。ラストは「ドン・カルロス」の「心から心へ」を熱唱した。

 退団あいさつで音月は「男役、音月桂として15年間。笑顔で卒業していきます」とさわやかな表情。カーテンコールでは涙を浮かべた。今後については「宝塚で培ったことをもとに幸せに暮らしていると思います」と何らかの形で芸能活動を続けることを示した。東京公演は23日から。

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