オバマ大統領より早く勝利宣言 ノッチ「仕事が増える方にチェンジ!」

[ 2012年11月8日 06:00 ]

オバマ大統領が再選し、デンジャラスのノッチ(右)は相方の安田和博と抱き合って喜び

 米大統領選は6日投開票され、民主党現職のバラク・オバマ大統領(51)が共和党のミット・ロムニー候補(65)を振り切り、再選を果たした。これを受け、オバマ氏のものまねで知られるお笑いコンビ「デンジャラス」のノッチ(47)も7日、都内で“当選会見”を行い、「ちょっと低迷してた仕事が増える方にチェンジ!」と勝利宣言。「(オバマ氏が)負けていたら芸人を引退するぐらいの気持ちだった」と胸をなで下ろした。

 午後2時からの記者会見では、勝利をアピールする金色のネクタイ姿で登場。本家オバマ氏よりも約1時間半早く、勝利を宣言した。

 「再選を不安視する声もあったので、2年前からハラハラしていた」と明かしつつ「(結果を聞くと)心の中で胴上げした。最近は低迷していたけど、これで仕事もチェンジ!」と人さし指を突き上げた。開票前から接戦が予想されたため「きのうから寝られず徹夜した。日本で一番ソワソワしていたのがノッチ家族じゃないかと思う」と話した。

 早速、新ギャグも披露。オバマ氏が選挙戦で掲げたスローガン「フォワード(前へ)」を引用し「フォワード!嫁の話はNGワード」と恐妻家の自身をネタに。しかし、報道陣からは失笑が漏れただけ。前途多難な“スベりだし”となった。

 9月には愛車ハーレーダビッドソンが盗難されるなど「私生活ではつらいことが続いたけど、やっといいことがあった」と満面の笑み。「いつまでもオバマさんに頼ってるんじゃない」としかってきた夫人からも会見前に「あなた、当選おめでとう」と祝福メールが届いたという。来年1月20日の就任式には「格安航空券を買って、再選のお祝いで花束を渡しに行きたい」と希望。ただ、招待状が届くとは考えにくい。

 前回08年の大統領選以降のように“オバマ特需”を期待しており「仕事が増えそう?ありがとうございます」。野田佳彦首相のものまねをする同じ事務所所属のダチョウ倶楽部の上島竜兵(51)と「日米首脳会談をやりたい。会話は2分持たないですが…」と笑わせた。大統領の任期が延びたことでハリウッド進出構想を口にし「スティーブン・スピルバーグ監督がオバマ大統領の支持者。顔だけでもいいからジャパニーズ・オバマとして映画に出してもらいたい」と調子づいていた。

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2012年11月8日のニュース