マッカートニー明言 ビートルズ解散「ヨーコのせいじゃない」 

[ 2012年10月28日 21:47 ]

 解散はヨーコのせいじゃない―。28日付の英日曜紙オブザーバーは、元ビートルズのポール・マッカートニーのインタビューを掲載。マッカートニーは、ビートルズの解散が故ジョン・レノンの妻、オノ・ヨーコさんが原因だったとの説を全面的に否定した。

 マッカートニーは、英著名ジャーナリスト、デービッド・フロスト氏とのインタビューに応え、「彼女(ヨーコさん)がビートルズをバラバラにしたんじゃない。ビートルズは(自ら)バラバラになった」と言明。ファンの間に根強い「結婚でジョン・レノンの音楽性や人間性が変化し、他のメンバーとあつれきが生じた」という見方を間違いだと指摘した。

 同時に、レノン氏の代表曲でもある「イマジン」について「ヨーコがいなければ、あの曲は生まれなかった」と称賛。「ヨーコはアバンギャルドな部分が魅力で、レノンに新たな道を見せることができた」と語った。

 ビートルズは1962年にレコードデビュー、70年にマッカートニー氏の脱退表明で事実上解散した。レノン氏とヨーコさんの結婚は69年。(共同)

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2012年10月28日のニュース