ドリカム中村ショック…ツアー音楽監督の佐藤博さん死去

[ 2012年10月28日 06:00 ]

 「ドリームズ・カム・トゥルー」のツアーで音楽監督を務めたキーボード奏者の佐藤博さん(65)が26日午後6時ごろ、横浜市都筑区の自宅兼スタジオで倒れているのを知人が発見、救急隊員が駆けつけたが既に死亡していた。京都市出身。死因は解離性大動脈瘤(りゅう)だった。佐藤さんは一人暮らし。発見時、スタジオで座り込むように倒れていた。

 1970年代に細野晴臣(65)らのバンド「ティン・パン・アレイ」で活動。歌手青山テルマ(25)のヒット曲「そばにいるね」のサウンドプロデュースも手掛けた。悲報にテルマは「すばらしい楽曲を作っていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいですし、もう一緒にお仕事ができないと思うと残念です」とコメント。ドリカムの中村正人(54)は公式ブログに「ツアーも始まったし、博さんに電話しなくちゃと思っていたところに、こんな知らせがあるなんて」と突然の死を悼んだ。

 葬儀・告別式は家族葬で行う。後日、追悼コンサートを開催する予定。

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2012年10月28日のニュース