大滝秀治さん「お別れの会」 亡くなる10日前に色紙「もう駄目だと思ったり…」

[ 2012年10月22日 14:31 ]

大滝さんの「お別れの会」を取り仕切った「劇団民藝」の奈良岡朋子(左)と樫山文枝

 肺がんのため2日に亡くなった俳優の大滝秀治さん(享年87)の「お別れの会」が22日、東京・青山葬儀所で営まれた。

 「お別れの会」には女優の八千草薫(81)や白川由美(76)、俳優の阿部寛(48)、浅野忠信(38)、フジテレビの「北の国から」の脚本家倉本聰氏(77)ら、一般のファンも合わせ約980人が参列した。

 劇団民藝の後輩である女優の樫山文枝(71)の進行のもと、最初に参列者が黙とうをささげた。続いて会場に設置されたモニターに、大滝さんの舞台「審判」「らくだ」などの映像が流れ、参列者は会場のモニタを見つめ、故人をしのんだ。

 参列者には、大滝さんが死の10日前に描いたという絵入りの色紙が配られ、「もう駄目だと思ったり まだやれると思ったり」という自筆の文字が書かれていた。

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2012年10月22日のニュース