近藤真彦 50作目は車アニメ主題歌 本人キャラで初声優「車離れに危機感」

[ 2012年10月1日 06:50 ]

マッチの新曲が流れるテレビ東京アニメ「超速変形ジャイロゼッター」

 近藤真彦(48)が通算50作目のシングルを11月21日にリリースする。

 タイトルは「Let’s Go!」。2日スタートのテレビ東京系アニメ「超速変形ジャイロゼッター」(火曜後6・00)でオープニング曲として流れ、近藤本人のキャラクターも登場する。

 同番組は自動車がロボットに変形して戦うヒーローアクション。アニメとカードゲームを手掛けるスクウェア・エニックスの担当者は「自動車といえば近藤さん。歌手であり父親。主題歌を任せられる方は他にいない」とオファーした。

 近藤はアニメ声優初挑戦にもなり、レーシングチーム「KONDO Racing」のオーナー兼監督として力が入る。長男轟丞(ごうすけ)くん(4)が「ようやく車のおもちゃで遊び始めた」といい、モチベーションを高めている。そして「アニメのスタッフも、モータースポーツ関係者も、子供や若者の車離れに危機感がある。アニメが車の魅力を伝えるものになれば」と期待している。

 80年のデビュー曲「スニーカーぶる~す」から50作目の節目。新曲については、スピード感あふれる作風に「車を感じさせる疾走感とインパクトがある。でも息継ぎが大変」と苦笑いしながらも、アニメとの相性に自信をみせる。代表曲の一つでミリオンセラー作「ミッドナイト・シャッフル」(96年)を作曲したジョー・リノイエ氏が作詞、作曲を手掛けた。同氏とは97年の「愛はひとつ」以来のタッグ。近藤は「久しぶりに“来た”という感じの曲。いろんなタイミングや歯車がガッチリかみ合ってゾクゾクした。ミリオンヒット?もちろん狙うよ」とアピールしている。

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2012年10月1日のニュース