月亭八方 26年ぶり「駐在さん」で八光と親子共演

[ 2012年9月28日 09:15 ]

 落語家の月亭八方(64)が27日、大阪市内で収録されたABCテレビ「熱血!人情派コメディしゃかりき駐在さん」(日曜正午)にゲスト出演し、レギュラー出演中の息子・月亭八光(35)との親子共演を果たした。八方は1986年まで同局の「さんまの駐在さん」に出演し、シリーズのレギュラー放送への出演は26年ぶり。当時の自らの役柄である主人公の先輩警官を現在、八光が演じていることに「不思議な感じですね」と親子で声をそろえた。

 1976年にスタートした桂文枝(69=当時三枝)の「花の駐在さん」で新聞記者役、85~86年にかけて放送された明石家さんま(57)主演「さんまの駐在さん」では、さんまの先輩警官役で出演していた八方が警察本部長に出世して「駐在さん」に帰ってきた。

 90年や97年に放送された特番への出演はあるものの、シリーズのレギュラー放送への出演は26年ぶり。さんまの駐在さん時代を振り返り「さんまちゃんのギャグ“アホちゃいまんねん、パーでんねん”は八光が家で言っていたものを舞台で話したのがきっかけ。それを“使用料払いますから”とテレビで使ってたのを思い出します」と当時のエピソードを披露した。

 小学生の頃に舞台を見に行き、さんまにもかわいがってもらったという“発案者”の八光も「確か5000円で売ってくれ”って言ってました」と笑顔。主演のお笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣(32)と梶原雄太(32)は「マジっすか?初めて聞きました」と驚きの表情で“先輩”の裏話に聞き入っていた。

 舞台では実生活同様、親子警察官の役で出演した。抱擁シーンもあり客席を沸かせたが、八方は「今まで抱き合ったことはなかった。でも、何とも思わないですけどね」と平然。八光は「きょう初めてアドバイスをもらいました。“セリフを忘れたときは一歩下がる”らしいです」と明かして笑いを誘っていた。10月14日放送。

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2012年9月28日のニュース