スギちゃん ワイルドに復帰宣言「15M飛び込むぜぇ」

[ 2012年9月27日 06:00 ]

ジージャンを脱ぎコルセットを見せながらワイルドに決めるスギちゃん

 今月1日にテレビ収録中の事故で胸椎を骨折し入院していたお笑いタレントのスギちゃん(39)が26日午後に退院し、東京・中野のなかの芸能小劇場で行われたお笑いライブ「東京ビタミン寄席」で仕事復帰した。開演前には会見を開き、おなじみのデニムにコルセットを着けて登場。10メートルの高さからの高飛び込みで全治3カ月の重傷を負ったが「すぐに15メートルでやろうと思う」とワイルドに芸人魂を燃やした。

 約110席の小さい劇場に久々にワイルド節が響き渡った。

 「入院中にし瓶の底を割ってやって、ベッドをびちゃびちゃにしてやったぜぇ~」

 場内はややウケ。お約束の「ワイルドだろぉ~」のオチまで言い切らずにネタをやめてしまったが、客席や芸人仲間の祝福の拍手を心地よく受け止めていた。当初、出演予定は無かったが「芸人は芸人の集まる場所で復帰した方がいい」という所属事務所サンミュージックの粋な計らいで飛び入り参加が実現した。

 この日午後、都内の病院を退院。そのまま同劇場に向かい、開演前に会見を開いた。患部にコルセットを巻き、その上におなじみのデニムジャケットを着て登場。事故前には芸人としての危機感を抱いていたといい「(一発屋として)年末はいなかったかなと思っていた矢先にこのケガ。ちょっと(寿命が)延びたぜぇ。今後もワイルドにやっていくからよろしくだぜぇ」と笑わせた。

 テレビ朝日が、前日25日にバラエティー番組で高飛び込みの企画を行わないことを発表したばかり。同局の番組収録で約10メートルの高さから飛び降りて胸椎と腰を強打したが「仕事の制約は特にない。復帰したらすぐ15メートルやろうと思ってる。体は張っていきたい。危険なものが制御されていくのは残念。体を張りたいから芸人になったので」とワイルドに宣言した。

 患部の状態について、「全く痛みはない。前かがみと体をひねることはまだできないけど、普通に歩けるし階段も上れる」と説明。今後は通院しながら、早歩きなど自主的にリハビリしていく。粉砕骨折だったため、ボルト3本で骨を固定しており、1年後に取り出す手術を受けるという。

 所属事務所によると今後の仕事は「本人の体調を最優先していく」。10月1日にはレギュラーを務めるフジテレビ「笑っていいとも!」(月~金曜正午)に生出演する。

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2012年9月27日のニュース