ジェームズ・ボンドの愛用品競売へ 「007」50年記念

[ 2012年9月7日 08:55 ]

007シリーズ「慰めの報酬」に登場したアストン・マーチンの高級車(左)

 世界で最も有名な架空のスパイ、ジェームズ・ボンドを主人公とした映画「007」シリーズ開始50年を記念し、主人公が使った車など計50点が英国で競売に掛けられることになった。競売大手クリスティーズが6日発表した。

 うち40点は9月28日~10月8日にオンラインで競売され、「黄金銃を持つ男」(1974年)で登場した銃弾が仕込まれたベルトや「ワールド・イズ・ノット・イナフ」(99年)で主人公が着たスーツなどが出品される。

 10月5日には招待客限定で10点の競売が行われ、「慰めの報酬」(2008年)で使われたアストン・マーチン社の高級車が、予想落札価格10万~15万ポンド(約1250万~1880万円)で出品される。

 007シリーズは1962年の第1作「ドクター・ノオ」以来20作を超え、同一キャラクターを主人公にしたスパイ映画としては最長寿とされる。現在もダニエル・クレイグ主演で人気映画の地位を保っている。(共同)

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2012年9月7日のニュース