AKB野中美郷がホラー挑戦「本気で怖くて…」カミまくり

[ 2012年9月4日 10:47 ]

「ひとりかくれんぼ劇場版真・都市伝説」に主演した野中美郷

 AKB48の野中美郷(21)が公開中の初主演映画「ひとりかくれんぼ劇場版真・都市伝説」(監督鳥居康剛)の撮影秘話を明かした。

 「怖いから見たことがなかった」というホラー作品で映画に初挑戦。撮影は5月末から6月上旬にかけて行われたが、主演することを知ったのは撮影開始の約1週間前だった。

 「ちょうど母とプロ野球観戦をしているときに事務所の人からメールが届いて。大好きな野球を見て興奮していたところだったので、2人でびっくりしました」

 主人公は都市伝説の「ひとりかくれんぼ」を題材にした映画を撮ろうとする女子高生。怖がる同級生を何度も落ち着かせる強気な性格は、自身と真逆の姉御肌気質。参考にしたのが親友だった。

 「不安がる友達が隣にいた時は、どういうふうにするの?なんでホラーが怖くないの?って相談したんです。そうしたら“幽霊なんて見えないし”“本当にいるなんて解明されてないんだから”って」。劇中で「大丈夫、大丈夫」と同級生をなだめるシーンなど、随所にアドバイスが生かされている。

 今月1日の公開を前に作品を4回観賞した。特に気に入っているシーンは終盤。真っ暗な校舎の中で、1人でビデオカメラを回す場面だ。

 「ロケ地は山奥の廃校だったんだけど、電気もついてない真っ暗な中、実際に1人でカメラを回してきた。本気で怖くて…。めっちゃ、せりふをかんだんです。1回で終わらせたかったけど、かみすぎたから“もう1回やらせてください”って監督に頼み込みました。2回目はかまずにできたけど、完成版を見たら1回目の超かんでる方が使われてた。“口に含んで”が“口にふきゅんで”ってなってたり」

 自身の演技に関しては「よくて65点」と辛口採点。それでも「普段の私とはキャラが違うのでそのギャップが面白いと思う」と笑顔でアピールした。

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2012年9月4日のニュース