NHKホントにやる?黒木瞳 10の顔を持つちょっと腹黒いオンナに

[ 2012年8月31日 13:30 ]

ドラマ「黒い十人の黒木瞳。」でさまざまなキャラクターを演じる黒木瞳(NHK提供)

 デキル女から一転、黒いオンナへ――。良妻賢母や医者、弁護士など完璧な女性を演じることが多かった女優・黒木瞳(51)が、NHKBSプレミアムのドラマ「黒い十人の黒木瞳。」(9月9日後10・00~)で、これまで演じたことのない、近所にいそうなちょっとだけ腹黒いリアルな女性を演じる。

 サラリーマン社会をネタにした「サラリーマンNEO」、女性の本音を描いた「祝女」に続き、NHKが送る、オムニバス形式の短編ドラマ。人間の深層心理にある「ちょっと黒い部分」を表現する黒木のブラックぶりに注目が集まりそうだ。

 企画段階で「すごく面白いと思いました。ブラックユーモアって普遍的なもの。そういうのは元々好きなので」と出演を快諾した黒木。あまりのブラックな内容に「NHKでやれるのかな?」と心配したものの、実際に企画が通り「すごいな、NHKは!」と喜んだ。

 1話3~15分程度で全10話の構成。台本を読み、マネキンに洋服を着せたり、髪形を決めたりしながら、10人の女性を作り上げていった。中でもお気に入りの役は第5回の「黒い娘。~二十四の瞳~」。「24歳の役ですもの。テンションが上がりました」と振り返る。

 毎回豪華キャストが登場し、迫真の芝居を披露する。黒木は「今までにやったことも、観たこともない“お芝居のショータイム”を楽しんでいただきたいです」と力をこめた。
 

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2012年8月31日のニュース