坂東玉三郎の演出舞台も 「鼓童」芸術祭始まる 

[ 2012年8月17日 20:36 ]

 7月に人間国宝に決まった歌舞伎俳優の坂東玉三郎が芸術監督を務める音楽集団「鼓童」が3夜連続で公演する芸術祭「アース・セレブレーション2012」が17日、新潟県佐渡市で始まった。

 夕暮れとともに舞台がライトアップされると玉三郎が登場し、「打ち手のみんな、一生懸命やると思います。どうぞお楽しみください」とあいさつ。約2千人の観客から歓声が上がり、「わっしょい!」の掛け声とともに和太鼓や笛の力強い演奏が始まった。

 鼓童は佐渡を拠点に活動中で、ベルリン芸術祭での演奏など海外公演は46カ国で計3500回以上。18日には玉三郎が演出を手掛けた、和太鼓が中心の舞台「打男 DADAN」が披露される。主催者側は3日間で1万人の来場を見込んでいる。

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2012年8月17日のニュース