仏映画監督のC・マルケル氏死去 日本関連の作品多く

[ 2012年7月31日 00:02 ]

 フランス公共ラジオによると、フランスの映画監督のクリス・マルケル氏が29日、パリ市内の自宅で死去、91歳。死因は明らかにされていない。

 21年、パリ郊外のヌイイシュルセーヌ生まれ。52年、監督デビュー。85年に「AK・ドキュメント黒沢明」を撮ったほか、日本の社会現象や風景を取り込んだ「サン・ソレイユ」(82年)、第2次大戦の沖縄戦を扱った「レベル5」(96年)など日本関連の作品も多い。代表作に「12モンキーズ」にリメークされた「ラ・ジュテ」(62年)など。(共同)

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2012年7月31日のニュース