日テレ「芸能★BANG+」を打ち切り「演出が過剰だった」

[ 2012年7月14日 11:28 ]

 日本テレビは14日までに、番組告知の表現が過剰だとして批判が寄せられていた同局系のバラエティー番組「芸能★BANG+」を、17日の放送を最後に終了することを決めた。

 同番組は5月4日放送の2時間特番で、お笑いコンビ「オセロ」の中島知子と占い師の同居騒動を特集した。新聞のテレビ欄に「騒動の占い師が謎の同居生活全貌激白」などと、占い師本人がスタジオに来るかのように掲載し、放送中も同様の告知を繰り返した。

 しかし実際に出演したのは、この占い師と同居したことがある別の占い師。同局には視聴者から多数の苦情が寄せられ、放送後に公式サイトに謝罪文を掲載した。

 日本テレビの大久保好男社長は先月25日の定例記者会見で「演出が過剰だったと率直に思う。過剰に興味をあおるやり方は視聴者の信頼を損なうことになりかねない」と話していた。

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2012年7月14日のニュース