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三枝 文枝襲名披露パーティーで阪神・和田監督にエール

阪神・和田監督から贈られたボールと、藤本義一氏からもらった色紙を手に、文枝襲名への決意を語った桂三枝

 上方落語の大名跡「六代桂文枝」を16日に襲名する桂三枝(68)が大阪市内で5日、襲名披露パーティーを開催した。会見では、親交のある阪神タイガースの和田豊監督(49)からもらった祝福の特大サインボールも披露。「私も襲名に関しては、いろいろ苦悩がありました。和田監督も早く苦しみから脱出してほしい」と低迷気味の阪神にエールを送りながら、襲名への意気込みをあらためて語った。

 三枝が披露したハンドボール大の野球ボールには、和田監督のサインと日付、襲名を祝う言葉が記されていた。今季最大の借金6を抱える中で贈られたボール。感謝の気持ちとともに「阪神は今が一番苦しい時。私も監督同様、苦しい毎日でした」と明かした。

 襲名を発表した昨年7月から、ちょうど1年。周囲からは反対の声も聞こえ「本当にこれで良かったのか」と自問自答する日が続いた。低迷する虎を率いる将と、自らの悩める日々が重なった。

 そんな苦しみから解放してくれたのは、作家・藤本義一氏(79)から前日4日にもらった色紙だった。書かれていたのは「男は振り向くな すべては今」という言葉。吹っ切れたような笑顔を見せた三枝は「文枝として頑張ろうと思えました。言葉の通り、この瞬間を輝けるよう努力していきたい」と力を込めると、和田監督に向けても「一日も早くトンネルから抜け出てほしいと思います」とエールを送った。

 これまで世に送り出してきた創作落語は227作。228作目を、自身の誕生日でもある16日に大阪・なんばグランド花月で開かれる襲名披露公演で口演することも明かした。理由を「無難なものをやろうかなとも思ったんですが、嫁から“どうせなら作ったら”と言われまして。もうヘトヘトなんですけどね」と苦笑交じりに説明する。

 「大きな賭けですが最初の公演でネタ下ろしをします。桂文枝は、こういう形でやっていくんだというところを見せたい」と力強く話すと、「代々の文枝には、それぞれの役割があると思う。新しい落語で時代を切り開いていきたい」と三枝としての歩みと重なる挑戦者魂を語った。

 ≪吉本の芸人ら1200人が出席≫パーティーには吉本の芸人をはじめ、桂ざこば、上沼恵美子、建築家の安藤忠雄氏、指揮者の佐渡裕氏ら約1200人が出席。三枝は、初代桂春団治が使っていたとされ、天満天神繁昌亭に飾られている赤い人力車に乗って登場した。パーティー会場は師匠の五代目桂文枝の襲名披露パーティーと同じ。最後のあいさつでは、涙ぐみながら「今の私があるのも師匠が門戸を開いてくれたおかげです。師匠、ありがとうございます」と感謝の気持ちを表していた。

[ 2012年7月6日 06:00 ]

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