市川猿翁8年ぶり舞台 息子中車が黒子役

[ 2012年7月5日 06:00 ]

 歌舞伎俳優の市川猿之助改め二代目市川猿翁(72)が4日、東京・新橋演舞場で初日を迎えた「七月大歌舞伎」で芝居としては8年ぶりに舞台復帰した。

 「楼門五三桐」で真柴久吉役を演じ、黒子に支えられながらセリ上がりで登場。市川海老蔵(34)演じる石川五右衛門と対決した。カーテンコールでは海老蔵と握手。黒子が市川中車として歌舞伎デビューした息子の香川照之(46)と分かると会場から大きな拍手がわき起こった。猿翁は「今後も新作などの創作をはじめ、創造者としての挑戦を続けてまいります」などとコメントした。

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2012年7月5日のニュース