トヨエツ&愛菜「ビューティフルレイン」初回12・9%でマルモ超え

[ 2012年7月2日 10:10 ]

「ビューティフルレイン」で主演を務める豊川悦司と芦田愛菜

 1日にスタートした豊川悦司(50)と芦田愛菜(8)ダブル主演のフジテレビ系連続ドラマ「ビューティフルレイン」(日曜後9・00)の初回平均視聴率が、12・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが2日、分かった。初回は30分拡大で放送された。

 最高23・9%を記録して大ヒットした、阿部サダヲ(42)とのダブル主演で芦田が初主演を務めた同枠ドラマ「マルモのおきて」(2011年4月クール)の初回平均視聴率11・6%を上回った。

 妻と死別し、若年性アルツハイマーを発症する父親・木下圭介(豊川)とそれを支える小学2年の一人娘・美雨(芦田)の親子の絆を描く物語。豊川にとっては1999年の「危険な関係」以来、約13年ぶりの同局の連続ドラマ出演となり、芦田は「マルモのおきて」以来のフジテレビ連続ドラマ出演となる。共演は三浦翔平(24)、でんでん(62)、安田顕(38)、中谷美紀(36)、国生さゆり(45)ら。

 初回は、娘の美雨(芦田)の出産時に妻を亡くした圭介(豊川)は大手建設会社を辞め、下町にある小さな工場に転職。社長の中村(蟹江敬三・67)らに見守られながら、工場の離れで美雨と楽しく暮らしていた。そんなある日、作業中に後輩工員の秋生(三浦)がバランスを崩し、荷物が圭介の頭部に落下。意識を失ってしまう。すぐに意識を取り戻したものの、念のためCTスキャンを撮ることに。あくる日、圭介は遠足に行く美雨の弁当を作り忘れてしまう。時折、物忘れをしていたが、気に留めずにいた。そんな中、圭介は医師の古賀(安田)から若年性アルツハイマー病だと告知されて…という展開だった。

 前クール(4~6月)の同枠ドラマ「家族のうた」(オダギリジョー主演)は初回こそ6・1%だったが、その後は3%台の視聴率を連発するなど、低迷。全話の平均も3・9%となり、低視聴率で8話で事実上の打ち切りとなった。

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2012年7月2日のニュース