真相はまだ…小林幸子　元社長ら解任は「ボタンの掛け違い」と主張

心境を語った小林幸子

　事務所幹部解任騒動の渦中にある演歌歌手の小林幸子（５８）が２７日、所属事務所で心境を語り、一連の騒動について初めて自らの言葉で説明した。

　騒動後に、小林は元社長らに「お詫び」の気持ちを伝えようと接触を図るも相手側に拒否されたと説明。４月２８日に留守番電話に「迷惑かけてごめんね。こんなに大騒動になるとは思わなかった。２５年間、本当にありがとうございました」とメッセージを吹き込んだのが最後の連絡となったという。

　小林は元社長らの解任の理由の一つとして「ボタンの掛け違い」を挙げた。常に新しい分野に挑戦したい気持ちを持つ小林と、築きあげてきたイメージを守ろうとする元社長らとの意見の相違が大きくなったためだとした。

　小林の結婚が袂を分かつ一つに契機になったのでは、との指摘には、結婚する以前から意見の違いを感じていたとしたが、元社長側の主張と大きく食い違う面もあり、真相ははっきりしていない。