三谷幸喜 自ら監督「清須会議」で初の時代劇映画

[ 2012年6月27日 06:45 ]

三谷幸喜氏が27日に発刊する「清須会議」の表紙

 脚本家の三谷幸喜氏(50)の小説「清須会議」(幻冬舎)が来秋に映画化される。三谷氏自ら監督を務め、映画6作目で初の時代劇となる。11月に撮影に入る。

 織田信長の死後、羽柴秀吉と柴田勝家らが後継者問題を話し合った会議が題材。配役は未定で、多くの武将が登場するため、三谷氏は「今までにない豪華な顔ぶれになる」と明言。主役については「敗者に興味がある」とし、勝家になりそうだ。小説では英俳優ショーン・コネリー(81)をイメージして書いたという。

 三谷氏は50歳になった昨年「大感謝祭」と銘打ち、映画や舞台など新作7本を発表する予定だった。「清須会議」も含まれていたが、長編小説は17年ぶりの挑戦で完成が遅れ、執筆段階で映画化の話が持ち上がった。「誕生日の7月8日までは50歳。この作品が次の50年の第一歩となる」と意気込んでいる。

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