なんと79億円!AKB、上半期セールス“連覇”

[ 2012年6月20日 06:00 ]

AKB48「真夏のSounds good!」

 オリコンが19日、2012年上半期ランキングを発表し、CD、DVD、ブルーレイの総売上額を対象としたアーティスト別セールスでAKB48が約79億3000万円でトップに立った。

 上半期の集計では06年のデビュー以来最高額。ソロ作品や派生ユニットの売り上げは含まれていない。2位のEXILEには約4億8000万円の差をつけ、昨年に続く1位。09年は約1億7000万円、10年は約25億8000万円、11年は約66億6000万円と右肩上がりに数字を伸ばし、今年は前年比119%の上昇となった。

 内訳は、約57%の約45億3000万円がシングル売り上げで約385万1000枚(11作品の集計)。約40%のDVDが約31億6000万円(9作品の集計)と続いた。不動のエース前田敦子(20)の卒業発表や、6日に行われた第4回選抜総選挙が民放の地上波で生中継されるなど音楽界の話題をさらい、勢いを数字でも証明した。

 作品別シングルセールス部門ではミリオンヒットを記録した通算26作目の最新曲「真夏のSounds good!」と前作「GIVE ME FIVE!」の2作で1、2位を独占。女性アーティストでは史上初の2年連続上半期の1、2位独占となった。このほか、SKE48、NMB48もトップ10入りし、48グループ関連作品が6作を占めた。キャプテンの高橋みなみ(21)は「今まで想像もできなかった記録」と大喜びし「メンバー一同、みなさんの期待に応えるべく、これからもAKB48らしく一生懸命頑張っていきたいと思います」とさらなる飛躍を誓っている。

 12年の日本のシングル市場は18日時点で前年比123・6%で、オリコンによると、AKB48が活況の原動力になっているという。

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2012年6月20日のニュース