阿部寛 風呂の次は恋愛!“セカチュー”監督と初タッグ

[ 2012年6月16日 06:00 ]

映画「つやのよる」で主演する阿部寛

 主演映画「テルマエ・ロマエ」が大ヒットしている俳優阿部寛(47)が恋愛作品に挑む。映画「つやのよる」(来年1月公開)で、「世界の中心で、愛をさけぶ」などラブストーリーのヒットメーカーとして知られる行定勲監督と初タッグ。性に奔放な妻に振り回される主人公を演じる。

 直木賞作家の井上荒野(あれの)さんの同名小説が原作。妻が危篤になったことを機に主人公が、妻と関係を持った男たちに連絡を入れていく物語。男たちの日常に波紋が広がる様子と、美しくみだらな妻の謎が明かされる姿が描かれる。

 行定監督は10年公開の「パレード」以来の新作。自ら脚本を書き下ろし「阿部さんの醸し出すユーモアが大好き。この映画のエッセンスになれば」とコメント。妻と男たちの濃厚なラブシーンもある予定で、監督は「女優陣をエロチックに撮りたい」と話しているという。

 今月1日にクランクイン。阿部は「監督の妥協せず真面目に作品に取り組む、その世界にどっぷり漬かりたい。今までやったことがない世界観の作品を存分に味わいたい」と意気込んでいる。

続きを表示

この記事のフォト

2012年6月16日のニュース