AKB 島崎遥香 突っ立っているだけで合格 他のメンバーとは違う硬質感

[ 2012年6月12日 09:21 ]

AKB総選挙で23位に選出されたAKB48・島崎遥香

AKB48・島崎遥香インタビュー(2)

 6日の第4回選抜総選挙で、チーム4の島崎遥香(18)が昨年の圏外から23位(アンダーガールズ)に躍進した。
【島崎遥香】

 凜(りん)としていた。選挙結果の発表が進み、周囲のメンバーが一喜一憂して大きな反応を示す中で、自分の名前が呼ばれても、ほとんど微動だにしない印象だった。

 ステージ上でのあいさつは淡々として短かった。

 「いつもいつも応援してくださってありがとうございます。6月6日はチーム4が誕生してちょうど1年です。私個人としても、チーム4としても、これからもっと上に進んでいきたいと思います」

 感情の揺れは最後まで感じさせなかった。他のメンバーとはちょっと違う硬質感があった。

 ――そもそもAKBに入ったのは歌いたいから?

 「いえ、AKBを受けたのは、ホームページを見てたら“緊急募集”って書いてあって、なんか“緊急”って文字に引かれたからなんです」

 ――「緊急」が理由!?

 「本当に受からないと思ったので、応募しちゃえ!って思って、写真もそのために撮ったものじゃなくて、パソコンの中にあった普通の写真を送りました。そしたら、ここまで来ちゃったという感じです」

 ――どうしても歌手になりたいというわけではなかった?

 「どうしてもなりたいというのはなかったですね。オーディションの時も歌唱審査で歌ってないですし」

 ――歌わなかった!?

 「歌わなかったです。(音楽が流れても)ずっと突っ立ってました」

 ――それで合格できた?

 「できちゃいました。みんなは歌ってましたけど。歌唱審査の曲は自分で決めるんですよ。でも、私は突っ立ってました」

 ――審査員から「歌ってください」と言われなかった?

 「特に…。審査が終わってから秋元(康)先生に“カラオケに行かないの?”って聞かれて“はい。行かないです”って答えて終わりました」

 ――それで合格できたのは特殊ですね。

 「……(笑い)」

続きを表示

2012年6月12日のニュース