「選手と一緒に戦いたい」出水アナ 潮田玲子とは食事する仲

[ 2012年6月10日 10:48 ]

表情豊かに話すTBS出水麻衣アナ

 TBSの看板アナウンサーの一人、出水麻衣アナ(28)が来月27日開幕のロンドン五輪で現地キャスターを務める。08年の北京に続く2季連続の大役。「NEWS23クロス」(月~木曜後10・54、金曜後11・30)で約3週間にわたり、ロンドンから熱き戦いを伝える“デミちゃん”に五輪に懸ける思いを聞いた。

 五輪では、ノーマークの日本人選手のメダル獲得など、突然の出来事に即座に対応しなければならない。また、ロンドンと日本との時差は8時間。放送時間との兼ね合いで、睡眠もままならない時もある。出水アナは「選手の話を聞いている時が最高に楽しいので、疲れを忘れられる。現場は私にとって栄養ドリンク。戦っている選手と一緒に戦ってきたい」と早くもアドレナリン全開だ。

 注目しているのは、陸上のウサイン・ボルト(25)や水泳の北島康介(29)といったスーパースターのほか、日本の女性アスリートたち。すでに出場が決まったバドミントンの潮田玲子(28)や20日から五輪予選に挑むビーチバレーボールの浦田聖子(31)とは、一緒に食事に出掛ける仲。「2人ともラストチャンスかもって思いで頑張っている。競技が終わった時、お互いに見つめ合い、彼女たちが背負ってきた気持ちを聞いてあげたい」との思いがあるという。

 4年に1度しかめぐって来ない世界一の祭典。「選手の思いをきちんと言葉にして引き出していきたい。私も戦います!」と、選手同様、熱い気持ちでスタートラインにつく。

 ◆出水 麻衣(でみず・まい)1984年(昭59)2月11日、東京都生まれ。上智大外国語学部英語学科卒業後、06年TBS入社。帰国子女で英検1級、TOEIC980点。09年3月に同局を退社した小林麻耶アナ(32)の後任で「王様のブランチ」の司会となり、次期エースと注目された。特技はクラリネット、クラシックバレエ。身長1メートル60、血液型A。

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