あっちゃん不在「勝って当たり前」の重圧…“楽勝”ではなかった大島優子

[ 2012年6月7日 08:49 ]

<第4回AKB総選挙>1位の大島優子は前田敦子と笑顔を見せる
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第4回AKB選抜総選挙

(6月6日 日本武道館)
 10万8837票を獲得し、2年ぶり2度目の1位に返り咲いた大島優子(23)。終わってみれば圧勝だったが、決して楽な戦いではなかった。

 昨年1位の前田が参加を辞退。大島は3位以下に大差をつけての2位だったことで、周囲から「今回は勝って当たり前」とみられた。しかし、群雄割拠のAKBグループの中で必ず勝てる保証などなかった。前田不在のこの選挙は大島にとって「ハイリスク、ローリターン」とも言える戦いだった。

 そもそも、前田の突然の卒業は想定外だった。3月25日のさいたまスーパーアリーナ。前田がファンに向けて「後輩のためにも卒業して歩きださないといけない」と宣言すると、横で見守っていた大島は驚きをあらわにした。関係者は「前田が卒業を決意していたことも、それをあの日発表することも知らなかったようだ」と明かす。ライバルがAKBを去っていく。しかも、後輩に道を譲るために…。前田より3歳上の大島の心が揺らがないはずがなかった。

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