桂三枝　文化芸能予算カットで橋下市長にチクリ

橋下徹大阪市長（左）を表敬訪問した桂三枝

　７月に「六代桂文枝」を襲名する落語家・桂三枝（６８）が６日、大阪市役所の橋下徹市長（４２）を表敬訪問した。

　橋下市長は文化芸能部門の予算をカットしていることもあり、三枝は「島之内寄席の２０万円が打ち切られまして」と、冗談めかした口調でチクリ。さらに「伝統芸能には守らなければ続かないものもあります。落語家は頑張れるだけ頑張りますので、我々のことはどうぞご心配なく」と畳みかけると、さすがの橋下市長も「一番厳しいですね…」とタジタジだった。それでも最後は三枝が「改革には賛同しております。襲名披露公演にもいらしてください」と呼びかけ、笑顔で握手を交わしていた。